コルカタ生活も2ヶ月を超え、食事にもすっかり慣れたということで、ちょっとインドの食事事情について書いてみようと思います。
まず、この赤と緑の2つのマーク。どこにいってもよく見かけます。


コルカタに来た次の日に初めて食料品を買いに行ったとき、素で「インドは日本とバングラディシュから多くの食料を輸入してるんだなー」と、一瞬考えたけれど・・・、そんなわけないと3秒後に気が付き、数日後にマークの意味が判明。そう、ベジタリアン(Veg)=緑とノンベジタリアン(Non-Veg)=赤を見分けるマークです。
インドはベジタリアンが多いです。地域や時期(宗教上の理由)によってかなりその割合は変化するものの、常時3割くらいはベジタリアンがいると思われます。でも、長くインド人と付き合っていると、オフィシャルにはベジタリアンでも、海外ではこっそり肉を食べてたりする人がいるなんてことも分かってきます。
ご存知の通りヒンドゥーでは牛が聖なる動物(シヴァ神の関連)なので食べません。イスラム教徒も15%くらいはいるので、豚も食べません。なので、ノンベジと言っても、市場に出回っている肉は鳥か羊のみです。写真のマクドナルドもノンベジはチキンバーガー、ベジはベジバーガーです。「Family Restaurant」の位置づけってとこに注目です(笑)

ちなみに、ベジとノンベジの境がどこか、初めの内はなかなか難しいです。牛乳、チーズはベジでも卵はノンベジです。奥が深いです・・・。
で、インド人=カレーだけを食べてる人達と勘違いされがちですが、そんなことはもちろんありません。日本料理で醤油と味噌が欠かせないように、インド料理ではマサーラ(=香辛料の総称)が欠かせません。マサーラを使って料理するために、日本人から見るとすべてカレーに見えてしまうだけです。
インド料理を理解するためには、ターリーを見ると分かりやすいです。ターリーは定食みたいなもんです。
まず、炭水化物はライスかローティーです。北はローティー、南はライスがメインになります。ローティーは小麦粉で練った生地を薄く延ばしたパン?の総称で、日本人が誰でも知ってるナンもその1つです。写真左下はチャパティでナンより安いです。
チャパティを基点に時計回りで説明すると、次がチキンカレーです。その次はベジカレーです。カレーが2つありますが、明らかに味は違います。その次がダールと言って、豆カレースープって感じです。その次がアチャール。マンゴーなどのインド式漬物です。なんとも言えない酸味が癖になります。その次がダヒー。要はヨーグルトです。そしてご飯の上の真ん中の丸いのがパパル。塩っ気のある薄焼き煎餅です。ビールに合います。

その他、カレー以外の代表的な料理を紹介します。
右下のご飯はビリヤーニです。インド式炊き込みご飯です。店によって当たりはずれがあります。ちなみにビールは国産のKing fisherです。

クレープみたいなのがドーサです。南の料理で、マサーラドーサ(スパイシーなジャガイモ入り)がメジャーです。

お好み焼きみたいなのがウダパムです。ちょっと酸味があります。おたふくソースをかけたら絶対もっと美味しくなります。

カレー以外の紹介といいつつ、えびカレーです。これはコルカタの地料理の1つで、ベンガリアン料理になります。かなり美味しいです。

餃子みたいなのはモモと呼ばれてます。インド人曰く、アフガニスタン料理らしいです。でも、要は餃子です。

そして最後にデザートです。日本人の感覚からすると、全部異常に甘いです。。ただ慣れは怖いもので、最近では食後にピッタリの甘さに感じてしまいます。不思議なもんです。

というわけで、毎日こんな感じの料理のローテーションでインド料理を堪能しています(たまに「インディアンチャイニーズ」も食べるけど)。インドに来る際は、安全で美味しいインド料理、ぜひ皆さん堪能してみてください!!!
と締めくくろうと思っていたら・・・、今朝の新聞にこんな記事が。給食で出された牛乳を飲んで生徒5人が死亡!!! 政府が給食費をケチって粗悪品を出したからだとか、医者が適切な対応を取らなかったからだとか書いてあるけど、論点が違うでしょ。粗悪品出しても牛乳じゃ普通死なないし・・・。どうも原因究明の論点がずれているところがインドらしいなーと感じる記事でした。日本じゃ、中国粉ミルクみたいに大騒ぎしてないのかな? あぁ怖い怖い。