2008年10月19日日曜日

インドを旅してみよう~エローラ&ダウラタバード編

アジャンタの興奮冷めやらぬまま、翌日はエローラへ。

エローラも始発(6時半)のバスで行こうかと思ったら、開門が9時とのこと。アウランガバード-アジャンタが3時間弱なのに対して、アウランガバード-エローラは1時間弱で着いてしまうから、到着が早すぎる。どうしたものかと調べていたら、エローラへ行く途中にダウラタバードという城砦があることが判明。しかも開園時間が「日の出」。これはエローラの前の時間つぶしにぴったりだ、ということで、2日目はダウラタバード+エローラに決定!

ガラガラの始発バスに乗ったのに、途中の町で通学ラッシュと重なったらしく、大勢の子供たちが乗ってくる。「ジャパニー、ジャパニー」と色んな子供たちに声をかけられる。何を言っているか分からないが、適当にうんうん言っていると大喜び。バカにされている雰囲気ではないから、まぁいいか。


バスに揺られること30分。子供たちに、「ここだ、ここだ」と教えられてバスから飛び降りると・・・、おぉ~これがダウラタバードかー。


予備知識がまったくなかったから、入り口付近のおじさんからガイドブックを購入。ガイドブックによると、1187年に造られた砦で、それから遷都も経験し、8つの王朝、王国の栄華・衰退を経験してきた由緒ある砦らしい。中に入ってみると、まずは重厚な門と城壁が。おぉ、イメージ通りのインドの砦って感じ。



しばらく歩いていくと、直径10センチくらいのキャノン砲や直径30センチを超えるんではないかという巨大キャノン砲が飾ってあったりする。なかなか砦っぽくていい感じ。



全部で600段あるらしい階段を上り続けること30分。やっと頂上に到着。頂上には飾り気のない宮殿が。王様ここにいたのかな。


頂上の建物はたいしたことないものの、頂上までに来て何がよかったって、この壮大な景色! このだだっぴろいデカン高原を早朝から独り占め。心地よい風が吹いて、うーん、気持ちいい!!! 地理の教科書で呪文のように覚えたデカン高原を自分の生の目で見て感じられる絶好の場所。最高の景色なので、ぜひぜひ頂上まで行ってみて!


さて、準備運動もバッチリということで、そこ辺を走っているバスに飛び乗って(バスに乗るのも慣れたもんだ)、いざエローラへ。ガタゴト揺られること30分、エローラに到着。アジャンタと違って、隠そうとして作った気配はなく、道のすぐ横にあって、アクセスしやすい。

エローラには全部で34個の石窟群から成っていて、時代と共に仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の石窟群が造られたのが特徴。普通、新しい王朝や宗教が台頭すると、その前のものって壊されちゃうけど、エローラは3つの石窟群が綺麗に残っているのがこれまた凄い。

入り口をくぐると、綺麗な庭園の向こうに馬鹿デカイ建物が見える。あれが噂の「カイラーサナータ寺院(No16)かー!」と思いつつも、あれを初めに見ると他がショボク見えるから注意と地球の歩き方に書いてあったから、見て見ぬふりをして、Cave No.1へ。

初めの12個は仏教寺院。アジャンターが紀元前1世紀と紀元5世紀頃なのに対して、エローラは7,8世紀と比較的新し目。アジャンターからの時代の変遷はなんとなく感じるものの、やはり似たところもちらほら。早くカイラーサナータ寺院(No16)が見たくてウズウズしてくる・・・、けど、1つ1つ丁寧に見て周る。

1時間半後、とうとうカイラーサナータ寺院(No16)までたどり着く。入り口の門をくぐると・・・、な、なんじゃこりゃー!!! なんという凄まじいデカさ。岩山を削ってこれを全部造ったって言うのかー! す、凄すぎる。有り得ない。入り口の説明書きを読んでみると、「完成まで200年以上、作業は10世代に渡った」と書いてある。うん、納得。。。


こんなに巨大なのに、細部もきめ細やか。内部までちゃんと作りこんである。そして、寺院を下で支える象さんが健気で可愛い(笑) 銀行のシステム統合が大変とか言ってる場合じゃない。現代でもこんなのそう簡単には作れないでしょ。



カイラーサナータ寺院の全貌を見渡してみようということで、裏の丘に登ってみると・・・、おぉぉぉぉっ! な、なんというスケール! なんという圧倒感! 凄い、凄い、凄すぎる! インドに赴任してよかったー!と大いに感じた瞬間でした♪



カイラーサナータ寺院を見た後は、後は何を見ても感動はイマイチだけど、綺麗な滝やジャイナ教の繊細な彫刻は、それはそれで見ごたえありでした。Cave No29の中でゆっくり休むのもお勧めです。



というわけで、アジャンタ&エローラ編でした。コルカタはいかにもインド臭い都会を味わえるし、バナラシ(バナーラス)はインドの生活と宗教の密接な関係を肌で感じられてすごくお勧めだけど、「そんなのはどうでもいい! 快適に建物や遺跡さえ見れればいいんだぁ!」というひとは、ムンバイ、アジャンタ&エローラという旅行もありです。見ごたえ十分です!

2 コメント:

nakaji さんのコメント...

すっすごいね・・
エローラって知らなかったけど
こりゃ行ってみたい

仏像の前のしょうちゃんもうなんかに魅入られてちゃってるもんねw

ショーヘイ さんのコメント...

>nakaji
世界遺産編集しててエローラ出てこなかったんだ。意外! スケールもそうだけど、10世代に渡ってひたすら彫り続けてた昔を考えると、ほんとに感慨深いよ。

仏像の前の俺、魅入られてるというよりは、たくさんのインド人に見られて恥ずかしいのと若干疲れきってるってのが正しいですw